Keso de Bola とは、 「表面は赤いのに中は黄色い」フィリピンのボール型チーズ。転じて日和見主義者。       かつてお世話になった、現地の言葉で「灯台」と呼ばれるマニラ湾岸のスラムを、ガラス越しに。
管理人sagingより
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<   2004年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧
冬ソナ・グッズ
私が弟と父と一緒に毎週、あの韓国ドラマ「冬のソナタ」を観ていたことは前に書いたが、とうとう、放送も先日で終了してしまった。
私はヨン様ファンではないし、だいたい、テレビドラマなんてまともに見たのは9年前(自分が中学3年のとき)の「金八先生」以来だけれど、
「冬ソナ」は、情景も綺麗だったし、あの突拍子もない(そのくせ、容易に先が読めてしまう)ストーリー展開が面白かった。
ヨン様ファンではないと言いつつ、私の携帯電話の待ち受け画面はなぜかヨン様。携帯の着信音は冬ソナのテーマソング(オープニングの映像つき)。
これを俗に「嵌っている」というのかもしれない。
年内にはNHKでノーカット版も放送されるそうだ。今から楽しみ。
しつこいようですが、まだ観たことのない方はぜひ次の機会に観てください。

と、その矢先に、父が韓国に出張に行って、なんとお土産にこんなものを買ってきた。
まさかと思うけれど、あの、ポラリスのストラップ(左)とネックレス(右)。
ストラップはともかく、ネックレスは、いくらネタでもちょっと…。
このポラリス・ネックレス、日本でも通販でえらく売れているようだけれど、街中で実際に身につけている人をまだ見たことがない。
本当にそんな多くの人が持っているのだろうか?
皆、ひそかに家でつけているとか??

もしかすると、フィリピンでなら受けるかも。フィリピンでは夕方6時台のゴールデンタイムに放映され、老いも若きも観ていたドラマだし。
今度、仕事でフィリピン人と会うときにつけていってみよう…
…と思ったけれど、受けなかったら、かなしい。

ちなみに弟は、父に買ってきてもらうまでもなく数ヶ月前にすでにポラリス・ストラップを入手し、愛用しています。
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by saging | 2004-08-30 22:40 | その他
研修生
先日は(また)採用試験のため東京へ。今回も、社長・副社長・取締役・主任研究員さんと5人の役職者の方々によって、2時間におよぶ面接を受けた。このスタイルで3日間にわたって何人もの応募者を面接し、1人だけ採用するとのこと。ほかの業界では想像できないシステムである。
もう、こんな競争率の高い業界で理系の院生と張り合おうとするのはやめて、自分の身にあった仕事に落ち着こうかしら…とも考えている。

いまやっている通訳の仕事は、自分の特性を生かせるので、とてもやりがいがある。文書を日本語から英語に翻訳するデスクワークと、フィリピン人の研修生を受け入れている中小企業を回って、作業中の指示を通訳したり、研修生たちの生活上の悩みに答えたりする「現場での仕事」があり、どちらもおもしろい。企業さんと研修生からは実にさまざまな要望が出る。「英語のミサのある教会を探してほしい」、「日本で入手可能なタガログ語の読み物か、健全なウェブサイトを教えてほしい」、「日本語学習に有益なテレビ番組を教えてほしい」などなど。
もちろん、企業さんと研修生との関係がうまくいっている場合だけではないし、両者の言葉をそのまま通訳するだけでは何も伝わらないこともある。
最近困難だったのは、少し前に、「考えるノート」管理人のラピスさんも、http://grtaytay.hp.infoseek.co.jp/smlltalk_04_07_01-31.htm で書いておられた「アイロン」の話。研修生は、会社からあてがわれる寮の備品として「キャビネットも何も要らないからアイロンだけは貸してほしい」と望んでいる。フィリピンの人たちは、Tシャツ、ジーンズ、下着にまで毎日のようにアイロンをかけるのだ。しかし、日本人にはまさかそんなことまでは想像できないので、「どうしてそんなにアイロンを望むのだろう」ということになってしまう。
研修生との距離のとり方も難しい。フィリピン人は一般的に、いったん打ち解けると、とめどもなくしゃべり、相手に深く立ち入る傾向にある。(悪く言えば「馴れ馴れしい」。)企業の方々には(言語の問題もあって)必要なことすら言わないのに、私が若く、タガログ語が話せると知ると、急に饒舌になって、些細なことでも電話をかけてくるし、あれこれ要求するようになる。「それくらい、日本語で言えるでしょう。自分で会社に言ってください」と突っぱねなくてはならない。
また、彼らは何かにつけて「まだ独身か」、「歳はいくつか」、「宗教は何か」、「恋人はいるのか」、などなど、プライベートに立ち入るような質問ばかりしてくる。(これはフィリピンの習慣なので彼らに悪意はまるでないのだが、私がフィリピンにいたときも、この種の「質問攻め」にはさんざん往生させられた。)そんなときも、「日本ではそんなに他人の事情をとやかく詮索するものではありません!」と言わなくてはならないのだが、私がタガログ語で話しているものだから、彼らも、つい、フィリピン人を相手にしているような気持ちになってしまうのも無理はない。事実、彼らは自分の配属された企業の方々に対しては、まるでサムライのように礼儀正しく、寡黙なのだ。

研修生制度は、人手不足に悩む日本の中小企業(製造業)と、日本に出稼ぎに行きたい非熟練労働者のフィリピン人の双方の需要を満たすものとして機能している。現在の入管法では、非熟練労働者を「労働者」として受け入れることはできないためだ。労働力が国境を越えて移動するのは健全なことだし、双方にとってプラスになるのであれば、よいのだろうが。

…というような、やりがいがあるのだか焼け石に水なのだかわからない仕事を私はしている。いま採用試験を受けている業界も一般にはあまり知られていないが、この仕事も相当マイナーだと思う。そして、この仕事を通して訪れる小企業の町工場もまた、「リクルー○ナビ」には登場しない業界ではある。私はろくな就職活動をしていないけれど、日本にはほんとうにさまざまな、知られざる業界があるものです。
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by saging | 2004-08-07 11:45 | 外国人技能研修生・実習生